NPO法人しんしろドリーム荘は、2018年から今回で3回目の更新となります。
ワーク・ライフ・バランスといって、仕事と生活のよきバランスが求められるということは、私、昭和の古き悪しき生活様式が今、改められていることに他なりません。
ハラスメント、ブラック就労を杵柄の様に酒の肴にしてきたこと、今思うと恥ずかしい限りです。
人生100年時代になって、ワークが22才〜67才の40年間としても、ライフは残り60年と長いのです。
おのずと人生100年の勝利者は、6割の仕事外時間を大切にした者となります。
勝利者という感覚が昭和ですね…トホホ。
]]>当該施設は、本当に満足度100%に近い介護を行っていると利用者はおっしゃります。
しかし、その何不自由のない施設での今日が、その方にとって幸せかというと、いろいろです。
101才のしっかりと話しをされる方が「早く死にたい」というので、「なぜ死にたいの?」と聞いて見ました。
そしたら「もう、誰にも迷惑をかけないから死ねる。いい死に方なんかではなく、苦しまないで死にたい。だから苦しくない今のうちに早く死にたい。みんな言わないけど、そう思っているよ。」と明るく言うのです。
よく「早くお迎えに来てほしい」という方がいますが、死ぬのは怖くないのかな、どういう心理状態なのかな、今が辛いのかなと思っていましたが、どうもそうではなく、やることはやった、苦しくない、まだ自分がわかる、今がよき死に際だという感じなのかな。
このようなお話しを日々伺っていると、そこに何か正解を見つけようという欲はなくなり、その方とひととき心触れ合えたことが有難かったと思うだけです。
]]>そこで、政府が孤独・孤立対策について3年間に及んで検討を重ねた資料を拝読いたしましたが、政府官僚の高い能力とともに、私のような者からも学ぼうとする、その姿勢に感服しました。
日本の真ん中、東京・永田町で「しんしろドリーム荘山本さんの活動は、全国のリーダー的NPO活動だ。」と言って頂いたことは、本当にうれしく思いました。
令和6年4月施行の新法「孤独・孤独対策推進法」に定められるNPOの役割りを全国をリードして行きたいと思います。
ここに発表資料を公表します。
]]>私は、主催の新城市福祉従事者支援施策推進会議の魅力発信チームとして準備をしてきました。
福祉従事者を応援することで新城市の福祉向上を図る行事です。
ぜひ、多くの方に訪れていただき、多くを知り、互いの協力を高めていただきたいと思います。
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政府関係者も出席され、「人と人との『つながり』を実感できるための施策の推進」をテーマに真剣な議論がなされました。
この4月に施行される「孤独・孤立対策推進法」を身近な問題に展開して、ほんとうの幸せを感じられる地域づくりを行いたいと思います。
最近は、ZOOMで済ませる会議が増えましたが、今日のように、国のトップの方々と握手し、笑顔で意見交換することは、「つながり」を作る上では格別な意味があると感じました。
(開会を待つ孤独・孤立対策特別委員会の会場)
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手厚い介護の中で、何の心配もないけれど、何もすることがない、個室で一日ボーとする毎日。
職員も声をかけてくれるけれど、手間をかけさせては申し訳ないと、ありがとうと言って何も頼まない。それが最期に残った唯一の役割り。
この聞き取り調査の時間だけでも、喜怒哀楽を思い出させてあげようと、必死な毎日です。
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市民社会づくりの現場から国へ提言して参ります。
]]>そこでは、今年4月の新法「孤独・孤立対策推進法」を受けたNPO活動である下記事業を行いたいと思っています。
ここで、ご紹介し、今後のご協力をお願いします。
「炭焼小屋メンズシェッドで男性高齢者を再生する事業」活動計画
NPO法人しんしろドリーム荘
▶事業愛称:新城メンズシェッド(SMS) 〜新しい城(男の小屋)づくり〜
▶地区の展開計画:新城市地域自治区10地区に各1か所程度のメンズシェッドを作って行く。
その第1号が本事業の「八名井メンズシェッド」です。
場所:愛知県新城市八名井地区(八名井行政区人口258人、87世帯)の中心部の炭焼小屋跡地
▶活動計画? 「炭焼小屋の再生計画」
・実行委員による3か月に1回、計4回の審議を通じて雨漏りなどの修繕を進めて行きます。
・地区の住民・企業との共同作業で、資材などの無償提供を求め我事化を図りつつ進めます。
・R6.4月に計画・設計し5月に修繕に着手し9月に完了、10月のイベントに間に合わせる予定。
・実施担当:スタッフ、実行委員及び地区の協力者、全15名ほど。
・小屋は、無施錠で常時立ち寄り可能とし、目前に居住の所有者が管理に当たる。
▶活動計画? 「炭焼き職人の移住計画」
・長年使っていない炭焼き窯を再生できないかをR6年度に調査研究する。
・その後、炭焼きでの田舎暮らし希望者をSNSなどを通じて全国から求め地域活性化を図る。
・実施方法:スタッフ及び実行委員、全7名で研究と募集活動を行なう。
▶活動計画? 「リユース・シェッド」
・八名井メンズシェッドは、奥三河新城市の南部で豊川市・豊橋市の都市部に近い地の利を生かし、リユース品の交換所として、子育て世代から終活者、外国人などが不要な品々を持ち寄り、必要な者が勝手に持って行く、人生交錯の場とします。
・実施方法:パート帰りの時間、土日祝日などに開館し、毎日が日曜日の男性高齢者が暇つぶしと実益を兼ねて数百円の入場料で管理する。
▶活動計画? 「おもちゃの病院」
・本地域は、豊田市、浜松市など日本一の工業集積地の中心部にあり、職人が多くいます。そこで、おもちゃを直して使うというよき習慣を残すためにも、おもちゃの病院を開設します。
・実施方法:放課後の時間、土日祝日などに開館し、毎日が日曜日の高齢者が暇つぶしと実益を兼ねて、実費と数百円の成功報酬で管理する。
以上、男性高齢者のスローな暇つぶし活動を支えるものであるため厳密な工期はあえて設けません。
]]>来年度は、『合唱劇「銀河鉄道の夜」で子どもの命を守る事業』に挑戦です。
◆2/25(土)は、福祉施設利用者満足度調査業務で、渥美半島の先端まで行きました。
2月、3月は、ほぼ毎日調査に行き、栄養満点の昼食を食べているためと、休むわけにはいかないので栄養ドリンクを一杯飲んで、体重が1.5kgも増えました。
◆2/26(日)8:30 「新城市郵便局長杯」バレーボール大会
14の新城市郵便局の局長様全員のご来賓のもと盛大に行いました。
◆9:30〜令和5年度新城市めざせ明日のまちづくり助成金をいただいての宮澤賢治「銀河鉄道の夜」朗読ワークショップを新城文化会館小ホールで開催。
新城市内9か所で1年間行ってきたものの集大成のコンサートです。
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養護盲老人ホームとは、文字通り視覚障害をもつ方の、介護保険法でなく、老人福祉法による措置により入居されているものです。
お話しをする目の前の方は、みな色々な人生を過ごして、今がここがあります。
私と話すこのひとときが「仕合わせ(幸せ)であればいい。」それだけを思っています。
養護盲の方は、家族との縁もない、お金もない、おまけに何も見えない、それでも頑張って来たら、このホームにたまたま流れ着いたという方がほとんどです。
そしたら、みな親切に、食事もお風呂も、豆まきもお雛祭りもしてくれる。
聞き取り調査をしていると、その感謝をぜひ伝えておしいと懇願されます。
不幸の数だけ、幸せがあるのかな、と思います。
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聞く私は、役人でもない、施設職員でもない、家族でもない、宗教でも政治でもない、何の利害関係もない者として、15分のお話相手として対面します。
だから、せめて、最期の、本当の気持ちが流れてきて、目をそらせずにボールペンを走らせるのに必死です。
細かな内容は、守秘義務で記せませんが、「人の愛おしさ」、「ほんとうの幸せ」というものが体全体に降りかかる毎日で、サンタや布袋様が抱える袋が一杯のような、いつか破裂するのではないかと思うほどです。
ひとつ言えることは、施設で居ようが自宅に居ようが、元気でいようがベットに居ようが、お金があろうが無かろうが、利巧だろうが阿呆だろうが、昭和だろうが大正だろうが・・・今こうして目の前で話しているあなたと私の嘘のない時間には誰も入り込まれない、ということを感じます。
この時間は一瞬で終わりますが、また出逢うこともできる希望があります。
次にあなたと出会える命があることが「ほんとうの幸せ」。なのでしょうか。
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そこで、新たなご相談は4月以降にお願いします。ご不便をおかけします。
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今日の土曜日は、遠州灘を臨むケアハウスで聞き取り調査を終日行いました。こんな調子でこの2月、3月、660人の方とお話しをします。
100年近く使って聞こえなくなった耳、見えなくなった目、訳がわからなくなった頭、それでも生きている自分と向き合い、さらに介護される自分を受容して頑張っている、そんな人生の大先輩、おそらく次回2年後は会えない方々に、「今の生活は満足ですか?」と聞くのですから、本当に心擦り減らします。
五木寛之「大河の一滴」を思います。偉いお方も、へぼいお方も、楽しいお方も、悲しいお方も、誰もが一滴の雨の雫で、大河に流れ、海に流れる。生きているだけで丸もうけという感じで向き合っています。
そんな感じで、聞き取り調査した方々とは、「ボケても心配なし。」といって、お別れしてきています。
(今日うかがったケアハウスの庭から臨む遠州灘。好きな景色です。)
]]>その事業が全国の中でも注目され、今度3月13日に上京し、自民党・孤独・孤立対策特命委員会における有識者ヒアリングを受けることとなりました。
孤独・孤立対策を地域づくりの視点で取り組んでいる知見に関心が寄せられたと伺いました。
各省庁、代議士に「しんしろドリーム荘」の名を知って頂けて、今後の展開が楽しみです。
NPOが地域づくりをリードする、その役割が果たせれば幸いです。
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新城市は、来年度の開催地で田原市からバトンと受け取りました。
・コロナ禍を抜け出て継続したボランティアは、力強く、地域共生の時代にたくましく活動しているというのが私の印象でした。
・新城市は、来年度の開催に向けて進んでいきます。
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