発煙で確認を

2017.03.21 Tuesday 00:33
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     本日、タナカ興業新城工場で二次発酵槽の脱臭装置の増設工事が動き出したとの情報があり、確認しました。

     相当におおがかりな工事です。タナカ興業にとっても大きな出費です。

     市や県からの行政指導によるものと思われますが、この工事が操業続行への条件であってはなりません。あくまで、悪臭被害を出さないことが必要十分条件です。

     こんな大掛かりな追加工事が必要な工場を行政が認めたことがそもそも問題です。

     また、今回の二次発酵槽の脱臭装置の増設をしても、まだいくつかの懸念事項が残っています。

     

     今回の工事後には、地元の方には工場を見せてもらえるとも聞いていますので、その時には、次のような点を確認し、今度の工事が、悪臭漏えいを完全になくすものかどうか確認してほしいと思います。

    (1)堆肥舎マニュアルでは、堆肥は3m以上積むと自重で押し固められ、無酸素状態となり、嫌気性発酵になるとある。

     当施設は、4mを積む設計であり、かつ撹拌をしない、床下からの循環換気で曝気するとあるが、それは技術的に不可能と思われる。床下から、ほんとうに曝気ができているか?

    (2)高速シャッターで臭いを外に出さないと言っているが本当か。実際に動かしてもらって臭いがでないところを確認してほしい。

    (3)建屋の外壁から結露した悪臭発生源の汚水が外に漏れている。これを止めることは技術的に無理ではないか。

    (4)「建屋が気密」ということが「悪臭は漏れない」との根拠であった。気密とは空気が出入りしないことであって、それでは作業員が酸素ボンベでも背負っていないと作業できないはず。見学もできないはずだがどうか?

    (5)一次発酵槽の前処理工程の場所にも脱臭装置がない。そこに消臭剤をかけるので嫌なにおいがするとみている。今回の工事で前処理工程も脱臭しているか要確認。

    (6)運搬車から悪臭がする。運搬車の対策はどうするか。

    (7)今回の脱臭装置の必要能力計算書を公開してほしい。

    (8)一次発酵槽には、中天井があってそこから吸引しているが、実際には出入りで、中天井を超えて建屋全体に悪臭が蔓延していると思われる。今回の脱臭装置の吸引方法について確認してほしい。

    (9)実際に発酵槽内で、発煙筒などで目に見える煙で、悪臭ガスが漏えいしないことを確認してから、操業をしてほしい。

    (10)どんな高性能な脱臭装置でもスイッチを切ったら脱臭しませんね。1日1時間停止するのは、絶対にやめてもらわないとならない。できるのですか?

     

     以上全てがたとえOKになっても、結果的に悪臭がしたらダメです。

     悪臭被害に妥協点はありません。それはそうでしょう。悪臭被害は暴漢に襲われるようなものです。暴漢に襲われるのに妥協点などないですよね。それと一緒です。

     

    (基礎工事の重機が動くタナカ新城工場。H29.3.20)

     

    category:産廃問題 | by:山本たくやcomments(0) | -
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