障がい者福祉の充実

  • 2016.12.05 Monday
  • 23:18

 インフルエンザから復活しました。ご心配をおかけしました。

 運よく、土日2日間ほぼ完全睡眠状態で、熱も上がらず治すことができました。

 調べるとインフルA型でも熱が上がらないことが5割あるとのことで、その時に安心して病院に行かないと、ひどくなるし、周りにうつしてしまうそうです。

 皆様もお気を付けくださいませ。

 

 私のインフル、どこでもらったか何となくわかりました。

 というのも具合が悪くなった金曜日に同じように具合が悪いと言っていた人がインフルエンザA型だったと今日聞いたからです。

 その人は、障がい者職業能力開発校のしんしろーパソコン実務コースの訓練生のひとりです。

 その人に就職先を紹介するために2人で出かけたのが先週の火曜日の午後でした。おそらくその道中のどこかで拾ったのでしょう。

 そして、2人とも具合が悪いと言っていたのが金曜日で、その日は、訓練の修了式の日でした。

 2人ともマスクして口数は少なかったので、まずうつしてないと思います。

 

 


 話を訓練校に移しますと、この訓練は、2か月間、月〜金の午後、188時間に及ぶワード、エクセル、パワーポイントの実務的な訓練です。

 私どものパソコンコースには、さらに上位の「資格挑戦コース」があり、実務コース受講生も挑戦に意欲をもっていましたが、1か月前に突然、愛知県の方から開校中止が申し伝えられました。

 私どものコースだけでなく、全ての知識・技能取得の職業訓練が廃止で、実務訓練を兼ねたものに限定されるとのことです。

 その理由は、国から愛知県の障がい者職業能力訓練の就職率が全国一低位であり、その是正を県が求められたためとのことです。

 その就職率が低い理由が、他県に比べて愛知県が知識・技能を身に着けさせる職業訓練が多いことがその原因だと判断して中止するようです。

 

 これを聞いて、素直にそうですねとは思えません。

 就職率=就職した数/訓練生の数 を達成するためには、頑張って就職する数を上げる努力をすべきを、安易に母数である訓練生の数を減らして、目標を達成しようとしているようにみえてなりません。

 こんなことをすると、訓練校自体が就職できる障がい者を選んで訓練するようになってしまいますよ。それでいいんでしょうか。

 

 私のところは、NPO法人ですから、この事業を営利目的でやっているわけでなく、ノーマライゼーションの理念にもとづき、誰もが平等に幸せを享受できる社会づくり「人にやさしいまちづくり」事業として行っています。

 この理念にそぐわない事業なら継続できないのですが、この事業は、12年継続してきており、3割の就職率と修了生の方々からは高い評価を頂いておりますので、訓練を必要としている障がい者がいるかぎり、なんとか継続して行きたいと思っています。

 

 来年度からは、プロポーザル型入札方式により、就職率の高い訓練を提案することになるそうです。

 コンピュータは、人の機能を補う素晴らしい道具です。

 それを身に着けることで、例え身体や精神に障がいがあってもそれを補い、ハンディキャップ(社会的不利益)を無くすことができ、就職という社会参加が実現するのです。

 ハンディフリーのためのパソコン習得は、今後も絶対に必要だと思います。それを提案していきたいと思います。

 

 国の判断がそもそもおかしくはないでしょうかね。

 障がい者職業能力開発校の就職率が全国平均7割で、愛知県は3割で全国最下位だそうですが、就職は、採用する企業側の判断が半分あるんだから、訓練校や訓練生に問題のすべてを持たせるのも酷なものです。企業の障がい者雇用率の未達成のペナルティーを高めれば、企業の多い愛知県の雇用率は少しは上位に動くのでないでしょうか。

 また推測ですが、全国的に景気のいい愛知県は、訓練校を経ずに就職できる障がい者が多く、訓練校に入校するのはなかなか就職するのが厳しく、それを何とか打ち破るために知識や技能を身につけたいという訓練生が多いからではないでしょうか。

 訓練校によって、就職の可能性がほとんどなかった障がい者が3割も就職できるようになったのであれば、それは素晴らしいことだと思いませんか。

 それが7割でなければ税金の無駄遣いだというような国の事業仕分けであるなら、福祉社会の生末が案じられます。


 あすは、人にやさしい街づくり塾(福祉教室)で、豊橋市立幸小学校で車いす体験を講師に行きます。

 体育館に集まって、車いすで外にでかけます。道路の傾きに車いすを流され、手は真っ黒、自動販売機には手は届かない、でも介助の友達のやさしさに触れたり、行き交う自動車のスピードを落としてくれて、社会のやさしさをちょっと感じます。

 毎回、私は、「人のいたみがわかる人になってほしい」との思いで参加します。

 あすも楽しみです。

 

障がい者職業能力開発パソコン訓練

  • 2015.09.17 Thursday
  • 23:18
 NPO法人しんしろドリーム荘の事業「障がい者職業能力開発ーしんしろパソコン実務コース」の面接会を本日行いました。
 この事業は、ドリーム荘のメイン事業で、障がい者福祉と情報リテラシーの解消を兼ねたもので、今年で11年目になります。

 年間、2か月200時間のコースを3つ、初心者、中級、上級とステップアップして頂き、最終的にはMOS検定などの資格を取得し、就職に有利になるよう訓練をします。
 訓練とは英語でいうとトレーニングです。教育:エデュケーションと違い、毎日毎日繰り返し体で覚えて行きますから、忘れません。
 ブラインドタッチまでできるようになり、ワード、エクセル、パワーポイント、ファイルハンドリングもお手の物になります。
 その為か修了生の三分の一以上が就職し、社会で活躍中です。

 本校のモットーは、「明るく、楽しく」です。
 職業能力でもっとも大切なのが明るさ、そして楽しくやることです。パソコンの能力などトレーニングで身につきます。
 しかし、明るさを身に着けさせるのは、教室の環境しだいです。
 いつも笑い声が絶えないドリーム荘のパソコン教室にお越しください。

 次回募集は、「資格挑戦コース」で10月1日から12月9日が募集期間です。
 障がい者手帳、療養手帳、医師の意見書をお持ちの方なら無料で受講できます。
 募集期間になりましたら、お近くのハローワークへお訪ねください。


(第1期。11年前の教室の様子。)

障がい者パソコン訓練

  • 2015.07.04 Saturday
  • 00:58
 しんしろパソコンスタートコースを開校しました。
 本校は、今年で11年目になる、障がい者の雇用促進のためのパソコン訓練校で、就職に役立つパソコンの操作、WORD,EXCELの基本操作を身につけることを目的にします。
 今回は、4名の訓練生が2か月間学びます。遠くは、田原市からも車で通ってみえます。
 最近は、市外からの訓練生も多く、この新城の地が安気に学べる良さがあるのでしょうか。

 11年前にNPO事業として始めた当初は、障がい者の雇用環境は厳しく、親が心配のあまり外に出さない様子も見受けました。
 その時は、親は子より先にいなくなるのだから、子どもが社会で自活できる環境づくりをしなければならない。そのためにも、まずは社会に出して、その社会的不利益(ハンディキャップ)を明らかにして、社会の側がハンデを緩和するという動きにしなければならない。そう親を説得したこともあります。
 それから11年して、点字ブロックや車いすスロープなどの設置は進んだり、福祉教室などで子ども達へのバリアフリーの知識は浸透して来たようにみえます。
 しかし、ノーマライゼーションという、根本的な人権意識が社会に広がったかは疑問です。

 私のまちづくりの入り口は、「人にやさしいまちづくり」、つまり福祉のまちづくりです。
 今回のパソコン訓練で、パソコンの操作能力は勿論、就職にもっとも必要な、チームワークへの対応力を養ってもらえるように、楽しく真剣に授業を行いたいと思います。

 

(パソコン訓練校 開校式の様子)
 今回は、スタートコース、次は実務コース、資格挑戦コースと各2か月のカリキュラムです。
 私たちの訓練を修了した者は、延べ100人を超え、就職率は、約3割を越えています。市役所、新聞社、社会福祉法人などでも多く働いています。
 次は、実務コースの募集がありますので、ぜひチャレンジしてください。求職中の障がい者の方であれば、雇用保険の制度のもとに無料で受けられます。
 詳しくは、お近くのハローワーク、若しくは、NPO法人しんしろドリーム荘(0536-22-0802,info@dreamso.org)まで、お問い合わせ下さい

 

障がい者パソコンスタートコース

  • 2015.06.03 Wednesday
  • 10:51
 NPO法人しんしろドリーム荘は、愛知障害者職業能力開発校の委託訓練を受託し、下記のように「しんしろ-パソコンスタートコース」を開講しますので、募集します。
 本事業は、11年目になる事業で、障がい者の就職を支援するためにパソコンの技能をつけて頂くのが目標です。
 「親なき後の障がい者が社会で共に生きる能力開発」を目的にするNPO活動として継続しています。
 就職率3割以上の実績があり、就職ならずも和気あいあいとしたアットホームな環境で、ワード、エクセル、パワーポイントなどがゆっくりとしっかり覚えられると好評です。
 毎年、スタートコース、実務コース、資格挑戦コースを開校、3名以上7名程度の少人数で、「職業能力は、人間力。」をモットーに、パソコンの操作は勿論のこと、真面目に取り組む姿勢、明るい人間関係を保つ能力を身に着けることを課題としています。
新城北設地域では、本校のみ、ぜひ、明日の夢をつかむための挑戦をお待ちしています。
            記
「しんしろ-パソコンスタートコース」
(1)日時
  平成27年7月1日(水)始業式〜8月28日(金)終業式
  月曜〜金曜、午後1時〜5時
(2)場所
  しんしろドリーム荘 会議室 新城市宮ノ前30-1
(3)対象障がい者
  身体障がい(弱視を含む)・知的障がい・精神障がいの方で、通学が可能な方。
(4)募集
  ・〆切:6月10日(水)…ハローワークに申込み
  ・募集人数:3人〜7人 面接により決定させて頂きます。
(5)内容
  スタートコースは、パソコンの基礎、Windows操作、ワード・エクセルの基本。なお、引き続き実務コース2か月、資格挑戦コース2か月も用意しています。
(6)お問合せ
・愛知障害者職業能力開発校 鈴木
 tel:0533-93-2102  noryokukaihatsuko@pref.aichi.lg.jp
・ハローワーク新城  tel:0536-22-1160
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  NPO法人しんしろドリーム荘 代表理事 山本拓哉 
  〒441-1376 新城市宮ノ前30-1
  TEL/FAX (0536)22-0802 info@dreamso.org
  ブログ:  http://www.dreamso.org
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チラシは、こちら。


よろしくね。




 

バリアフリー

  • 2014.10.21 Tuesday
  • 23:06
 今日の午前中は、愛知県人にやさしい街づくりアドバイザーとして、車いす体験教室の講師を行いました。
 場所は、豊橋の藤ノ花女子高等学校です。
 藤ノ花高校は、県下の高校でも有数の福祉実践教室に熱心な学校です。
 私は、平成7年から福祉のまちづくりのボランティアを初め、有資格者として福祉教室の講師を行ってきました。
 今日は、生徒100人が授業で、高校の周辺1kmほどを途中の福祉施設の中も含めて車いす体験をしました。

(車いす体験)
・秋が深まりつつある公園を歩き、銀杏がタイヤについて臭うなど意外な体験もできました。
・人にやさしくする気持ちを持ち、正しい知識を身に着けることが必要と気づいてくれました。
子ども達の初々しい反応に福祉の初心にもどることができ、逆に教えられることが多かった半日でした。

・・・12時まで福祉教室を行い、新城に帰り、
 1時半からは、平成27年2月7日(土)に行う「第22回ボランティア集会」の準備委員会に出席しました。
 私は、新城市社会福祉協議会のボランティア連絡協議会会長として準備委員会・実行委員会の会長を仰せつかっています。
 東三河5市の36のボランティア団体が新城文化会館の全館で発表します。
 今回は、新城の若者へのボランティア参加を啓発するために高校生の参加も多くなっています。
 公式発表をお楽しみに。

・・・3時に新城を出て田原市某所へ。
産廃の件で、現地の方との情報交換に向かいました。
その報告は、カテゴリーを変えて後ほど。

東三河人にやさしい街づくり

  • 2012.10.16 Tuesday
  • 18:14
東三河人にやさしい街づくりアドバイザーグループが実施する「人街塾」、本日は藤ノ花女子高校で授業を行いました。

東三河人にやさしい街づくりアドバイザーグループ(代表:清水氏)は、15年間に渡り豊橋市内の小学校及び藤ノ花女子高校において、豊橋市役所が行う福祉実践教室のお手伝いをしてきました。

このように継続していることは、素晴らしいことで関係者の努力の御蔭です。

私も初期から関わらさせて頂いており、理論だけでなく実践は私たち会員にもリフレッシュできるよい機会です。

今日の藤ノ花女子高校は、古くからこの福祉教室に熱心に取組み、「藤ノ花の子はみんな優しい」と評判になっていることに少しでも貢献できているかなと自分のことのようにうれしく思います。

今日は、良い天気にめぐまれ2時間ほどの車椅子体験も順調に進みました。


(8人1班。2人1組で車椅子を体験)


(豊橋アイトピアのアプローチ。)

生徒たちは、たくさんのことを感じてくれたようです。

・道路は、普段は気がつかなかったが水が流れるように左右に斜めになっていて、車椅子が流れてまっすぐ歩けなかった。

・道路に駐車している自動車を避けるのに怖かった。

・ポストに車椅子が段差で近づけなかった。

・段差があっても人が手伝うことでなんとかなることもあると思う。

・・・たくさんの意見がありました。

人にやさしい街にするには、皆が「知識」と「気持ち」を持つことが大事だと思います。

知識があっても気持ちがなければ、その人は何もしません。

気持ちがあっても知識がなければ、その人は何もできません。

だから、こういった子どもたちへの授業は大事なことだと思います。特に街に住んでいる普通のおじさん、おばさんから受ける授業はよい体験になるでしょう。

学校の先生でもなく、親でもない、よその大人から教わることは子供たちの心の引き出しを増やすことになるでしょう。

人にやさしい街づくりの推進

  • 2012.08.21 Tuesday
  • 23:30
本日、午後2時から、「人にやさしい街づくりセミナー」の行政担当者の会議でした。

私は、本年度の県と市からの運営業務受託会社であるNPO法人しんしろドリームとして、企画案を説明するために参加しました。

私の提示した案は、「発達障がいを知ろう」です。

私は、愛知県人にやさしい街づくりアドバイザーの第一期生として平成7年から12年間、ノーマライゼーションの考え方に基づくの社会づくりを実践してきました。

建設前の豊川市のサティーのUD提案、新城文化会館のバリアフリー検証、某市の人にやさしい街づくり基本計画策定などをライフワークとしてやってきました。

今回、新城市での「人にやさしい街づくりセミナー」に発達障がいのことを取り上げたいというと、最近「子ども達の育ちの環境がどうもやばい!」と思う危機感があります。

自分でも何か役に立てないかといろんなセミナーなどで勉強して中で、この人にやさしい街づくりの専門家の仲間や一般の人にも、まずは、発達障がいについて知ってもらい、そこから社会の側からできることはないかを考えたいと思います。

こういうことは、行政任せにしていては後手にまわります。

「機を見るに敏」です。・・・その証拠に、おとといの「こうママ」さんのセミナーに出て、その場で本セミナーへの講師をお願いしてしましました。

今日は、その事後了承を頂く会議となりました。

これから、各市や教育委員会の取り組みなどを調査して、本番のセミナーには多くの方が参加して頂き、「発達障害の子ども達が理解され受け入れられるような人にやさしい社会づくり」を推し進めていきたいと思います。

本件について、講師の「こうママ」さんがブログに書いて頂きました。コメントも併せてご覧下さい。

http://koumama.seesaa.net/article/287387569.html#comment





発達障がいと社会環境

  • 2012.08.19 Sunday
  • 23:22

本日、平成24年8月19日(日)午後1時〜4時 「発達しょうがいって何?」の講座を行いました。

私も会員の「福祉と医療を考える奥三河ネットワーク」の主催です。

講師は、NPO法人ゆう 荻野ます美さん です。

山本メモから・・・

・自閉症は、100人に1人。実感としてそれほどに見かけないのは、社会から隔離されているからか。また、昔より増えているわけでなく、現代において定義されて明るみの出てきたからに過ぎない。

・産んでみてはじめて障害児の親となることから、親となってからの勉強が重要となる。したがって、今日のような講座は大事である。(会場からは、こういった講座をなぜNPOが行うのか。市役所の仕事ではないかという意見もあった。)

・IQ75以下が療養手帳のでる知的障害であるが、この75という基準は、市によって80であったり、70であったり、まちまち。それでいいのか。

・知的障害を伴わない障害にLD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)があり、そのなかでも言葉に問題のないのがアスペルガー症候群、高次脳機能障害がある。

 自閉症には、知的障害を伴うもの、または知的障害を伴わないアスペ、高次能があり、広範性発達障害とも呼ばわれる。

 しかし、分類には色々あるようで、あまり定義にとらわれず、個別にどう対応するかに着目するかが大事とのこと。

・医者でも「自閉症」という言葉がきついので「広範性発達障害」という言葉を使い、親もその方が楽な感じがする。しかし、書物や講座などを選択する場合には「自閉症」とした方が適切な情報が多く入手できるという面もある。

・自閉症者への一般の人の対応として必要なことは、
  1)町で見かけたら 普通に通り過ぎてください
  2)親御さんや介護者が困っていたら 手伝えることを聞いて下さい
  3)自分とは違う感じ方をする人がいることを理解して下さい

 この中で特に3)の「自分とは違う感じ方」というのが難しい。


・まちづくりで必要な対応では、交流を深めるなど理解を深化させることが大事。

・筆談が有効で、手順をわかりやすく掲示することも必要。

・長テーブルに2人が座ると暗黙のルールで境界線ができるが、自閉症の者にはそのルールが理解できない。

・・・

人には様々な特徴があり、それを社会環境に照らし合わせたところ、折り合いがつかないところが社会的不利益(ハンディキャップ)となります。

自閉症という障がい者と社会とのギャップを埋めるためには何が必要かをこれからも考えて行く必要があると思わさせてくれる講習でした。

職業能力開発校スタート

  • 2012.07.03 Tuesday
  • 23:53

NPO法人しんしろドリーム荘の障がい者福祉事業である「障がい者職業能力開発校」からの委託訓練として、「しんしろ−パソコンスタートコース」が本日スタートしました。

6名の訓練生がこれから33日、162時間の厳しくも楽しい日々が始まりました。

訓練生は、様々な障がいがありますが、それを乗り越えて就職をめざすのですから並大抵のことではありません。

しかし、一人で思い悩んでいても道は開けません。こうして、入校して頂いたからには、私も様々な人脈を通じて就職先を探します。

最近では、40%の就職率となっており、今年はさらにその上を行きたいと思います。

私自身、先の会社では人事の責任者として毎年数百人の新卒者や障がい者を面接し30名近くを採用していました。

採用は、会社にとっての生命線です。良い人材を採れば放っておいても業績が上がっていきます。そうでないとトラブル解消に利益を喰われます。

就職活動とは、求職者と求人者との真剣勝負であり、立場は50:50です。両者が相手を選ぶ権利があります。

臆することなく、偉ぶることなく、ごまかすことのない誠実な対応が就職成功をもたらすと思います。

発達障がいの疑似体験

  • 2012.06.21 Thursday
  • 23:10

今日、午前10時20分〜11時半、新城文化会館にて「ほがらかキャラバン隊 エール」の講座に参加しました。

この講座は、発達障がいの子どもを育てる母親達の集まりである「エール」が、発達障がいとはどういうことなのかを疑似体験などを通じて教えてくれるものです。

私も正しい知識を得たくて参加しました。

要点を述べます。

・発達障がいとは・・・ 生まれつきの脳の障害である。 愛情不足や育て方のせいではない。生涯にわたる障がいである。

・発達障がいの人は、多数をしめる人達と見え方、聞こえ方、感じ方などが異なるため、一般社会で生きづらい。

・症状としては・・・決められた道筋でないと通学できない。思ったことはすぐ言ってしまう。人に関係無しにしゃべりまくる。順番を待てない。鉄道駅を記憶するなど特定のことに秀でる。

・発達障がいには、広汎性(自閉性)、AD/HD(注意欠損/多動性)、LD(学習障がい)がある。

・見え方の体験では、半分に切ったペットボトルにラップをかけて、穴から見ました。

(お母さんたちといっしょに体験)

中心だけがはっきり見えるので、かえってよく見ないと識別がむずかしかった。

・聞こえ方・・・4人の講師が前に立ち同時にしゃべりだし、内容を当てっこしました。発達障がいの本人には、このように聞こえていると知り驚きました。

・手先が不器用なことの体験として、軍手を指先を余らせてはめて折り鶴を折りました。

思うように行かずあせっている時に近くで「頑張って。頑張って。」などと言われると余計にあせってうまく折れませんでした。

逆に、時間をゆったりとって、だまって見守り、落ち着いた音楽をかけてやり直した時には、きれいにできました。・・・なるほど。

・対応のヒントは、「正面から」、「ゆっくり」、「やさしく」、「短く」、「わかりやすい言葉で」とのことです。

このことは、高齢者、障がい者、子ども達など誰にでもわかりやすい対応だと思います。

・・・
本日の講座の最後に発達障がいの子どもをもつ母親のメッセージが読み上げられ、それに涙する方も見え、私も目頭が熱くなりました。

私の孫も8ヶ月になり、歯が4本、お座りができるようになりました。娘が一生懸命に育てていますが発達の具合はいつも心配です。

若い母親が医者から「あなたの子どもは、発達障がいです。」などと言われたら、どんなに不安でしょう。自分を責めたり、なぜ我が子がこんなことになるのかと不幸を感じるでしょう。

そんなときに回りが支えてあげるようになることが必要です。

不自由さは、なくならないかも知れませんが、不幸に感じないようにすることはできます。

今日の講座を紹介していただいた、新城の発達障碍の子どもをもつ親の会「スマイル」さんに感謝します。

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