寄付ゼミあいち研修会
「寄付のゼミナールinあいち2019」プレゼン研修会に行ってきました。
研修会では、高校でのゼミで発表するパワーポイント資料をもとに効果的なプレゼンについて、アドバイスを頂きました。
タイトルを「ショーファー(おかかえ運転手)による生活互助システムの開発」としました。
しかし、これでは高校生に伝わらないとの意見を頂き、「ショーファー(おかかえ運転手)を利用して、運転しなくても暮らせる仕組みづくり」というように変えようと思っています。
このように外部の有識者に意見を伺えるというのが、こうした助成金事業の効果です。
本番は、10月25日(金)10時〜10時50分、愛知県立蒲郡高校でゼミを開講します。
今日の研修会には、「発達障がいの子やその親を支援する団体」も参加しました。
その中で、虐待を受ける子どもの57%がなんらかの発達障がいがあるという統計を知りました。
親の無知が引き起こす不幸です。
親子ともども何とか救う手立てを講じたいその思いがNPO活動の原動力のひとつとなってように感じました。
そこで、その団体は、様々な「話し合いの場」を設け、情報誌を発行し、知る、知らせる活動をしています。
子育ての前から発達障がいのことを知っている親は、ほどんどいないでしょう。
その時のとまどいから早く脱出するために話し合いに参加することが大事とのことです。
発達障がいの子を「個性の強い子」という表現をされていました。
その個性の強い子が、精神疾患や虐待など二次的被害を被らないように、まずは「知る機会」が必要ということです。
人にやさしい街づくりの講義などで、私はよく言います。
「障がいによる不自由があっても、それを不幸にしない街づくりが必要」と。
こうして他のNPO団体の活動内容は、大変に参考になるとともに、みんな頑張ってるな、うちも頑張ろう、と励まされます。