ヤギの見える施設

2018.02.19 Monday 23:57
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     今日も1日、老人ホームの利用者満足度調査でした。

     そこは、ヤギのいる施設です。

     みんなの面倒見が良いためか、ちょっと太めのヤギさんです。

     このほかにワンちゃん、うさぎさんがいます。

     動物セラピー効果なのでしょうか、皆さん、精神的な安定感を感じました。

     

     また、玄関先には、地元の方からの寄付でお雛様が飾られていました。

     こういった心遣いも素晴らしいなー。

     

     

     この七段飾りの前を通り過ぎながら、何か違和感を感じながらも、聞き取り調査に入りました。

     午前10時から16時まで、1時間に3名、一日15人から聞き取っています。

     利用者さんの中には認知症や被害妄想の方も見えますので、聞き取った話の中から真意を掘り出す必要があります。

     昼食時には職員の方とご一緒し、職員の方々との話も参考にし利用者さん真意を読み取ります。

     約1か月間、平日は毎日聴き取り、計400人の要介護、認知の方から聞き取る作業は、なかなか大変です。

     日ごろ、合唱で鍛えた滑舌と大声も耳の遠い方には役に立ちます。

     

     さて、昼食に向かう時に、先ほどの雛飾りをよくみると、何か変なところを見つけました。

     右大臣と左大臣が反対です。右大臣は若い方で、向かって左側でなくてはなりません。

     職員の方に教えて、かえてもらいました。

     

     聞き取りの中で、利用者さんがよくおっしゃるのは、「お世話になっていて、文句を言っては罰が当たる。」ということです。

     そのように思うのは、致し方ないことです。常に弱い立場であることは、事実として変えようがないことです。

     いくら職員が遠慮なく言ってねといっても、遠慮することは無くせないと思って、どうするかを考えなければなりません。

     

     そこで、ヤギさんに意味があるのです。

     綱につながれたヤギは、自分たちより同等以下の身分であり、だからこそ心許せる存在です。

     同じように、利用者さんに話してもらわないと仕事にならない、利用者さんがお客様である私の立場も利用者さんの下、だから、水が高いところから低い所に流れるように、堰を切ったように話が流れ出るのです。

     毎日接している職員の方が聞いたこともない、本音の話が引き出せるのも、そういうテクニックを使っているからです。

     

     微妙な顔色の変化、言葉の抑揚を読み取り、昔の仕事のこと、家族のこと、そして、頑張って来たなねー、腰が痛いのも働き過ぎだねー、家族は冷たいねー、淋しーねー、苦しいねーと話すうちに、すっかりラポール(信頼関係)が築けます。

     5分でラポールを築き、後は、ごちゃごちゃ話さなくても本心が読み取れます。

     そして、最後に、また2年したら話に来るから、私のために絶対に元気にしとってよ、約束だよ、と言って分かれます。

     皆さんが笑顔で「それじゃー。頑張ってそれまで生きとろうかね。」などと、言ってくれます。 

     

     このように、彼ら、彼女らの、人生の最期が素晴らしいものになるように、力をかせることに喜びを感じます。

     

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    後援会、落語、合唱団、産廃

    2018.02.18 Sunday 23:59
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       毎晩に書くブログの尺では、なかなか一日にあったことを書ききれませんが、今日は書いてみました。

       

      8:00〜10:00 空き家コンシェルゼ事業

       先日一次審査を通過した助成事業の二次審査ヒアリングの準備をしました。

       これは、地域に根差した豊かな住環境の創造を目指したもので、今回は、「空き家コンシェルゼ事業」を申請しました。

       明日、19日(月)にわざわざ担当の方が新城まで来て頂けるので、一生懸命にプロポーズしようと思います。

       

      11:00〜12:00 山本たくや後援会の定時総会

       平成29年次の事業報告・会計報告について、滞りなく決議されました。

       平成30年次の計画については、後援会としては活動休止とし、NPOのまちづくり事業に合流することとなりました。

       NPO活動は、先の選挙で掲げた政策をNPOとして実現できるものは実現していく内容です。

       人口回復、環境保全、産業振興、福祉充実等の具体的な事業に後援会有志も参加して頂けるとのことで、さらなるパワーアップが期待されます。

       

      14:00〜15:00 新しいNPOの事業「コミュニティーサロン」で行う落語会の打ち合わせ

       8年前に、サクラ座寄席を開催する際に、豊橋市天狗連の鶴橋減滅渡さんと知り合い、今回もお世話になることとなりました。

       毎月第二金曜日に行うことで調整していきます。

       

      15:30〜18:00 親子合唱団の練習

       団長職のお仕事は、会場に暖房を入れコピーや会場設営をすること、そして団員としては、合唱パートのベース担当ということで読めない楽譜に奮闘しています。

       でも、団員の方々とのハーモニーには、いつも癒されています。

       

      19:00〜21:00 新城産廃問題連絡会

       現況報告、今後の予定などの報連相でした。

       田原から2名が参加して頂きました。本当に感謝です。

      (報連相の概要)

      ・田原の街道には、今でも平日は毎日、T社のトラックが3台渥美の方向へ走って行くのが目撃されている。

      ・新城では、臭いは小康状態に見える。

      ・金曜の辻立ちの際には、最近は寒いのに脱臭装置からの湯気がみえない。発酵した堆肥が二次発酵槽にないのか。

      ・寒さで発酵が進まず臭いがでないだけではないか。

      ・キャベツの収穫時期が終われば、畑が空いて、産廃堆肥の捨て場所ができるとフル稼働になる恐れがある。

      ・市民の会の事前の反対運動で、県の審査を通常の10倍もの時間を使わせ、新旧建屋の隙間を塞ぐ工事、消臭ミストの噴霧装置、脱臭装置の追加工事と、最悪の悪臭被害を食い止めてきました。

       しかし、かえってそのために、下水汚泥堆肥の欠陥である「重金属の残留」、「悪臭の飛散」の解決の必要性、危機感が一般市民に浸透していないのが現状です。

       一般市民は、現実的に、悪臭がとんでもないことになったり、水質汚濁が発生したり、八名から若い人たちが離れていったりと酷い状態にならないと気がつかないであろう。

      ・何もやらない者達に、今さら効果ある働きができるかわからないが、できないことがはっきりするまで待っていないと、こちらの出番はやってこない。

      ・誰であれ、結果的に環境悪化の支障が取り除かれれば、私たちの悲願は成就します。

       

       こんな話がでました。

       

       

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      介護される勉強

      2018.02.15 Thursday 23:54
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         私の尊敬する前の会社の会長から言われたことを思い出します。

         それは、総務部長のとき、事業継承の仕事を命じられ、会長に助言を求めた際のことです。

         「それは、後を継ぐ者が考えること、先に逝く者は、そんなことは知らん。」と言われました。

         その時は、自分で命じておいて、知らんはないだろうと思いましたが、今考えれば確かにそうです、当事者にとっては、自分が死んだ後のことなど関係ないというのが真理だと、今は思えます。

         

         今、2025年問題といわれ、団塊世代が75歳になって、社会保障の問題、特に都会での介護難民問題が予想されています。

         そんなことは、他人事と思っていると、すぐ現実にやってきます。すぐに手を打たなければなりません。

         後7年後のことです。それは、団塊世代の方の問題ではありません。

         本人たちは、介護される当事者だから、どうしようもありません。問題は、その子どもや孫に影響がでます。

         子どもは、介護離職、孫はそれに伴う貧困問題、などとならないように、子どもの世代40〜60歳代の者が勉強をする必要があるでしょう。

         

         古くは、親の介護は嫁がみる、という時代から、男は介護から逃げてきたのではないでしょうか。

         その結果、自分が介護されにくい年寄りになってきたように思います。

         だれでも人生の終演(終焉)に、被介護者になります。そのときに、介護されやすい「可愛い年寄り」を演じられるように、人生100年時代の折り返し地点に勉強する、そんな仕組みが必要だと思います。

         

         私は、この8年間、2年に一度400人、延べ1600人の施設内の要介護者にお話を聞き、また、まちづくり屋として、数千人の地域の方々に話を聞いて来ました。

         その結果で思うのは、世間でどうのこうの言われていた時期を過ぎ、世間からスッと姿を消した、その最期の最後のひとときに幸せを感じられるかどうか。

         それが住み慣れた我家か、老人ホームかは、あまり関係ない。

         こんな話をたまにしてみるのも「可愛い年寄りになるためには、いいのかな。

         


         さてさて、今日、田原の某ケアハウスで頂いた昼食です。

         菜の花ごはんが春の訪れを感じ、とてもおいしかった。

         

         栄養バランスがとれて、とてもおいしい昼食でした。

         

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        家庭教育の応援

        2018.02.14 Wednesday 19:31
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           NPO法人しんしろドリーム荘は、愛知県教育委員会生涯学習課の「あいちっこ家庭教育応援企業」の主旨に賛同し登録(0659)しました。

          (賛同できる取組内容)

          〇纏を語ろう、働く姿をみせよう。

          学校へ行こう

          子どもの体験活動を支援しよう

          げ板躑軌蕕梁臉擇気魍悗椶

           愛知県が進める家庭教育の充実に全面的に賛同し、NPOの立場でお役に立っていきたいと思います。

           


           今日、こんな気になる情報が入りました。

           文部科学省が毎年行っている、全国体力・運動能力調査(平成27年度)都道府県順位〜小学生〜 において、47都道府県中、愛知県は、男子が最下位、女子が下位から2番目だったとのこと。

           

           新城市では、スポーツは盛んで、野球やサッカー、陸上など良い成績の子が多いと思っていましたが、意外な結果です。

           学校だけに任せず、家庭教育としても、地域社会としても、子ども達の体力増進のことを考えていかなければなりません。

           

          ■種目一覧
          握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走(男子 1500m 女子 1000m)、20m シャトルラン、50m走、立ち幅とび、ボール投げ(小学生ソフトボール、中学生ハンドボール)

           

           

          (ランキング表の上位・下位5位を抜粋)

           

          出典1:「すくすくのっぽくん」 http://www.suku-noppo.jp/data/tairyoku.html

          出典2:「文部科学省」 http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/1266482.htm

           

           ランキング表を見ると本当ですね。

           ん〜、意外だな〜。

           

           

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          サロンラポール/ITスクール

          2018.02.12 Monday 23:55
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             私は、愛知新城大谷大学で生活情報論を教えていました。

             この科目は、「情報リテラシー」、つまり情報機器を使える人と使えない人での社会的不利益を拡大しないことを目的に、その人材を育成するものです。

             

             NPO法人しんしろドリーム荘の活動でも、13年前の設立当初に、事務局長のHIDEさんが学校教育の現場でIT教育を補助するNPO活動を行いました。

             その流れを継いで、来年度からの新事業として、{サロンラポール/ITスクール}を開催します。

             

            salonRapport-itSchool

             

            PC 子どもプログラミング教室

             ・2020年小学校プログラミング必須化、その前に学ぼう

             

            PC しんしろパソコン就活コース(障がい者職業能力開発校)

             ・障がい者の就職を後押しします

             

            PC 大人のパソコン講座

             ・人生100年時代の必需品であるパソコン、学ぶなら今でしょう

             

            PCサロンでPC

             ・将棋、囲碁、麻雀を楽しみながらパソコンと仲良くなろう

             

             詳しくは、後日作成のチラシ等でお伝えします。

             

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            レコード鑑賞会/The Beatles

            2018.02.07 Wednesday 23:50
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               ・・・・・新城おもしろ化計画

               The Beatles レコード鑑賞会をやります。

               

               東新町駅前に4月1日からオープンする「サロン・ラポール」にて、週末の夜にレコード盤を聴きたいと思っています。

               「缶詰バー」も併設で、ちょっと一杯やりながら、会場は、薄暗くして、ただ黙って聴く。

               誰にも干渉されない鑑賞会、なんてのがいいな。

               

               第一弾は、The Beatles 。

               今日、知り合いのレコードコレクターから、ビートルズのアルバムを36枚借りてきました。

               毎週、時代を追って聞き、4,5か月あれば聴けるでしょう。

              ◇デビュー作の「プリーズ・プリーズ・ミー」から、「ラバーソール」、「ホワイトソール」に至る公式アルバムは、勿論。「東京公演の海賊版」など、マニア必聴のアルバムをいっしょに聞きましょう。

               

               

               

               

               

              (1966武道館ライブ/レコード海賊盤)

               

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              ラポール(RAPPORT)な時空

              2018.02.06 Tuesday 23:55
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                 NPO法人しんしろドリーム荘の新拠点を平成30年4月1日オープンの予定で準備中です。

                 現在の場所は、新城駅前の空き店舗を利用していましたが、もともと駅前広場になるため、この3月までの約束でした。

                 新天地は、お隣のJR東新町駅の前です。

                 

                 そこには、市民憩いの場所とする思いを込め、名称は「サロン・ラポール」とします。

                 「ラポール」とは、心理学用語で「信頼関係」、フランス語で「橋をかける」という意味があります。

                 ある人との打ちとけた状態、いっしょにいて楽しいと思う時に「ラポールが形成されている」といいます。

                 

                 今、老人ホームで聞き取り調査をしていますが、そのノウハウもこのラポール形成の手法に則っています。

                 普段、あまりしゃべらない方も、たっぷりその思いを話してくれます。職員の方もびっくりされています。

                 その方法は、「知らず知らずのうちに心が開いてしまう魔法」です。

                 

                〇まず、相手の顔色、しぐさを見て、何を感じているかを感じ取ることです。

                 そこで、私を信頼していないと感じたら、名前と出身、なぜここで話しているかなどを誠実に対等に話し、私があなたにとって危害を加えない人間であることを1分以内に分かってもらうことです。

                 ここで、もたもたしたり、ごまかしたり、嘘を言ったりして信頼を損ねたら、その修復は相当難しくなります。

                 私の場合、99%の確率で成功しています。

                 

                〇相手とハーモニーを奏でます。

                 相手の呼吸というか、体温を感じて、同じリズムで対話をします。

                 「家族が会いに来ますか?」と聞くと、相手は、スッと息を吸います。その息の吸い方が悲しそうなら、相手が息を吐くのと同時に、「なかなか来てくれんかん。さみしいね。」と言うと、「そう。さみしいよ。」と合いの手のように本音を吐露します。頑固そうなおじいちゃんでもスッと心が開きます。

                 そして、その開いた心のど真ん中へ、「しょーがないじゃん。あきらめようよ。」というと、ニコッとしてくれます。

                 いっしょにうなずくリズムをつかめば、どんどん話が進みます。

                 これを専門用語では、「ミラーリング」、「ページング」などといいます。

                 

                 誰にでも人生の先生との敬意をもって、「もっと教えて」という思いで接れば、必ずラポールは形成されます。

                 そんな様々な人生の絡み合う場所「サロン・ラポール」にご期待ください。

                 

                 2月24日(土)、25日(日)に引っ越しをします。

                 お手伝い頂ける方は、朝9時に新城駅前「象のおしり」に来てください。

                 お掃除や段ボール1個でも運ぶのを手伝って頂けると助かります。

                 

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                空き家コンシェルゼ事業

                2018.02.05 Monday 23:20
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                   新城市の人口V字回復のための「空き家コンシェルゼ事業」を進めています。

                   今、某大手ハウスメーカーの住・コミュニティー基金に申請し、田舎暮らしを求める都会人と地域コミュニティーの活性化を求めるこの地域とのマッチングを図ろうと思っています。

                   一次審査には合格し、これから最終審査に臨みます。

                   著名な大手企業の審査を受けることは、大変に勉強になり、これからの事業の確実性を高めます。

                   

                   事業の目的を次のように絞りました。

                  (目的)

                   少子高齢時代にあって過疎が進む集落の高齢者は、後継ぎがいない、学校が廃校になり子どもの声が聞こえない、車を運転できなくなったら生活できないなど、多くの方が先行きに不安を抱きながら生活してる状況です。

                   また、現実に愛知県新城市では、2016年11月に山間集落で独居老人に市外の男女が長期に渡り親しく近づき、金品を搾取し暴行、死体を遺棄する事件が発生し、内外に過疎地の現状への課題を投げかける結果となりました。

                   一方、都会では、2025年問題と称される団塊世代の介護難民が膨大に発生する先行きへの懸念を背景に、のんびりとした田舎暮らしへの憧れも相まって、地方への移住指向が高まってきています。

                   このような田舎人が求める過疎対策と、都会人が求める田舎暮らしの求めとを、空き家の活用でマッチングさせ、両者の幸福を実現しようとするのが本プロジェクトの目的です。

                   

                  (特長)

                   新城市の地区ごとに「空き家コンシェルゼ」を養成し、地区のよさを紹介するとともに、移住後の世話役として、安心して住み続けて頂くことができる環境をつくります。

                   そのために、新城市での民泊体験イベントを行い、内外に情報発信を行いたいと計画中です。

                   

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                  ご自愛ください。

                  2018.02.04 Sunday 23:31
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                     手紙の結びに「ご自愛ください。」と書かれていると、何かホッとしますね。

                     

                     昨日、東三河ボランティア集会は、蒲郡市民会館で行われ、昼休みに岸壁の公園に散歩したら、海鳥にエサをやる親子に出会いました。 素敵な風景です。

                    (蒲郡の海沿いの公園)

                     

                     昨日のボランティア集会の日本NPOセンターの早瀬氏の講演資料の最後に記されていた内容を紹介します。

                     

                     早瀬氏のボランティアのきっかけとなったのは、「ひとり娘に嫁がれ、ひとり残された父親が淋しさのあまり自殺してしまった。」という新聞記事でした。

                     僕は、それまで人は独立して競争し合い、自分を高めていくものだと思っていた。

                     しかし、その記事が自分を大きく変えるほどに力があったのは、自分も孤独であったからだ。

                     それをきっかけにボランティアをはじめた。それは障がい児と遊ぶ活動だった。

                     そこで、小学校2年生ぐらいの子が、不自由なその手をそっと自分の手に重ねて来た。すると不思議なことに、僕の全身をおおい、締め付けていた重いものが風のように消えて行った。

                     むさぼるように読んだ哲学の思想も、宗教の教理も、心理学の理論も僕を救わなかったが、こんな小さな子の手が僕を一瞬に救った。・・・(1988年11月 〈サロン・あべの〉第29号掲載)

                     

                     こんなエピソードが書かれていました。

                     

                     人は孤独で死ぬ、人は愛することに渇く、食事をして生をつなぐのも。今日に愛することがあるから・・・そういうことなのであろうか。

                     

                     講演の中に、「一律でないから温かい。」という言葉があった。

                     誰にも平等に行うお役所的な一律の対応は冷たい。

                     好きだからやるボランティア精神の一律でない、あなた特別の対応だと人は温かく感じる、というもの。

                     

                     今、コマーシャルで「君は、特別な存在なのだ。」とおじいさんが孫に言うシーンがある。

                     外国映画では、「あなたは特別な存在」というセリフがあり、何かしっくりこない思いがしていた。

                     成績評価で1番になることより、祖父にとっての特別な存在であることが、子どもにとってどれだけ心の支えになるだろうか。

                     

                     昨日のボランティア集会では、産廃問題で活動している田原の特別な方とお会いしました。

                     その方は、ここにくれば私と会えると思って来たといってくれました。

                     彼女らにとって私も特別の存在であったことに、心からうれしく思いました。

                     

                     人の為になる、人の為になれること、それが特別な存在。

                     小さい時は自分の成長を喜んでくれる祖父母や両親であり、結婚すれば伴侶であり子どもであり、孫ができれば孫である。

                     そうして、常に誰かのためになる、そんな人の為になる自分を愛して生きて行く。

                     

                     娘を嫁がせ、淋しさで自分の命を絶った父親、何と悲しい出来事か。

                     孫と遊ぶ自分の姿を見るまで、何とか気を紛らわせることができなかったか。

                     

                     ご自愛ください。自分も含めて皆々様。

                     

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                    ボランティアを愛でる集会

                    2018.02.03 Saturday 22:52
                    0

                       本日、第25回東三河ボランティア集会が蒲郡市民会館で行われ、新城市社協からマイクロバスに乗って、新城市のボランティアの皆さんと参加しました。

                       テーマ:「未来へつなげ 希望の灯(あかり) 〜やさしさ育む ボランティアの芽〜

                       

                       午前中は、講演会で、社会福祉法人大阪ボランティア協会 常務理事、特定非営利活動法人日本NPOセンター 代表理事 早川昇 氏 の「ボランティアについて」のお話でした。

                      ◇若い世代は、ボランティアをした経験は多いが、関心は少ない。

                      ◇日本の子どもは、他国に比べて「自己肯定感」や「社会改革の自信」が低く、「憂鬱感」が高い。

                      ◇ボランティアに手弁当でも動くのは、「捨てておけないから」、「やりたいから」。

                      ◇ボランティアと似た言葉は、バレーボール=上に打ち返す。火山(ボルケーノ)=上に噴き上げる。

                      ◇お役所は、「全体の奉仕者」なので公平・平等が大原則。

                       だから、全体がわからないと動けない。阪神淡路大震災の時に目の前に困った人がいても、その人が全体の中でどこに位置づく人かわかるまで動けなかった。

                       それとは対照的に、アトピーの子を持つボランティア団体は、震災の当日には、配給弁当のアレルギー対策に動いた。全部の子どもを対象に考えるのではなく、アレルギーの子のことだけを考えて動ける、それがボランティア。

                      ◇何が好きか、好きなことをボランティアはやればいい。自分は何が好きか? 日本野鳥の会はあっても、日本へびの会はない。そういうもの。

                      ◇私を開くと公共的になる。

                       美術品のコレクションを公開すると公共的になる。子どもと遊ぶのを近所の子も集めれば公共的になる。

                       大阪の淀屋橋は、大阪の淀屋が橋をかけ、皆にも渡らせたから公共的になった。橋をかけた理由は何かといえば、「川を渡りたかったから」。それでいいんです。

                      ◇ボランティア活動は、「恋愛」に似ている。自発的、無償性、選べる、好きであること、出会いは偶然、しんどいけど元気になる、自分が満足するだけではだめ、やめるときが難しい

                      ◇お役所の公平なサービスの上に、多彩なボランティア活動が花開かせるのがよい。

                      ◇市民活動を通じて、人々が社会の「当事者」となり、市民参加で「自治」の街をつくる。

                       実際に課題を抱える当事者は、第三者的に傍観されやすい。しかし、関わりにより当事者となった人は、自身で悩み工夫していくうちに自分事になる。

                       「一律でないから温かい」

                      ◇「モチベーション3.0」ダニエル・ピンク

                       信賞必罰、アメとムチの外発的動機付けは、決められたことを繰り返す時代のもの、これからの時代は、内面からの「やる気」にもとづく方法が、社会や人を動かす。

                       そのためには・・・

                       ・メンバーの力を信じる

                       ・協力し合える場をつくる

                       ・メンバーに任せる(企画から参加)

                      ◇イベントを企画して、人が集まらなかったらやめればいい。やりたい人がやれるシステムだと、やれる人が出てくる。

                       図書館をつくって、棚だけ用意し、本は、テーマを決めれば寄贈でいっぱいになる。そこで、「サロン」や「まち塾」が多彩に展開する。

                      ◇内発的な意欲を高める3つの鍵

                       (1)自己決定できる

                       (2)成長感がもてる

                       (3)社会への有用感

                       イベントの駐車場係に「あなた達は、お客様に最期のお別れをし、後味を加える最後のスタッフで、特別な役割である。」と頼めば、良い仕事してくれるはず。

                      ◇「やる気」があるから「できる」のではなく、「できる」から「やる気」が出てくる。

                      ◇ボランティアや支援者などNPOに関わっている人々が自発的・誘発的に改革や創造を始める「誘発的創造」が起こる。

                      ◇かつての組織論である一致団結は、敵と戦うのにはいいが、これからの共生の時代には不向き。

                       これからは、「正しさで切りすてない」、「意義があると言い過ぎない」、「やらねばならないと言い過ぎない」

                       リーダーには、やる気と努力が必要だが、メンバーにそれを押し付けない。好きだからやっているだけで十分。

                      ◇人は、孤独におびえる。孤独とは、愛することをおびえる状態。愛されることは大事だが、愛せることがもっと大切。何でも愛せること。

                      ◇自分が愛せる人がいないことが最も恐ろしい。自分の愛する人をさがすことができるのがボランティア。

                       

                       以上。講演の資料とメモをもとにまとめました。

                       私自身、NPO活動の今後の方向性を見直すことに悩んでいた折、今日の早瀬氏のご講演はタイムリーでした。

                       


                       午後は、各ボランティア団体の発表でした。

                      (愛知県健康づくりリーダー新城市支部の健康体操の発表)

                       

                       日ごろの様々な活動の成果を観ることができて、大変に役立ちました。

                       来年は、田原市、再来年が新城市です。

                       新城市での開催の際には、本日の蒲郡市のように素晴らしい集会にしたいと思います。

                       

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