ママの会・勉強会in新城・鳳来

  • 2017.09.24 Sunday
  • 01:10

 子どもと環境を守るママの会の「環境勉強会」が、9月23日(土)午後1時半〜新城文化会館301、午後4時〜鳳来中央集会所で開催されました。

 私は、講師として参加しました。

 

 

 (新城文化会館301)

 

(鳳来中央集会所)

 

 今や八名悪臭産廃問題は、次の新城市長選の争点となっています。

 争点とは、主張の違う点であり、現在立候補を予定している3人の考え方の違いです。

・穂積市長は、結果的に立地させてしまった。悪臭被害は一部の問題と言っている。

・白井市議は、悪臭のでる肥料を良い肥料だと言い、推進している。また、悪臭被害者のことを、豊かな社会では犠牲はつきものだ、と問題発言をしている。

・山本は、この4年間、首尾一貫して反対運動を続けている。

 この3人の新城市長候補のうち、誰を選ぶかということです。

新城産廃問題◆第68回連絡会

  • 2017.09.03 Sunday
  • 23:29

 新城産廃問題の訴えで、朝の辻立ちを始めたのが、今年の2月10日。

 毎週金曜日の午前7時半から8時ごろまでやっています。

 最初は、雪の中、ダウンジャケットに震えながらでした。

(今年、2月10日の一番寒い中)

 

(8月の日差しは強い。)

 

 悪臭公害と化した新城産廃問題は、4年目の秋を迎えようとしています。

 4年前のこの時期に産廃企業の進出が水面下で進んでいて、住民は知らされないままでした。

 知らされないまま秋の市長選挙、市議会議員選挙を通り抜けました。

 

 今日、第68回新城産廃問題連絡会を行いました。

 現状報告から、悪臭被害の実態はますます深刻化していることがわかります。

 新城産廃問題の真相は、全て明らかです。

・企業団地に産廃業が操業し、市民に悪臭被害を出していること。

・肥料と称して無償で産廃を農地に3mも積み上げること。

・子どもが外で遊べない、洗濯物が外に干せない悪臭公害を放置すること。

 

 これだけ、ダメがはっきりしていますから、逆に対処方法は明確です。

 産廃問題の対処を「逃げる市政」から「止める市政」へ、変えることです。

 なぜ、それほど政治力が重要かというと、行政が排出事業者だからです。

 行政の産廃を処理している委託先の産廃業者が起こしている悪臭公害であり、それを指導監督するのも行政なのです。

 政治を使って、我々の暮らす環境を良くしていきましょう。

 

 

第67回新城産廃問題連絡会 ご案内

  • 2017.08.18 Friday
  • 22:42

 「新城産廃問題連絡会」を次記のとおり開催します。

1.日時 平成29年8月20日(日) 午後7時〜9時

2.場所 新城市一鍬田公民館

3.内容 現状の情報交換、環境勉強会について、今後の対策等

4.会費 一人200円(資料印刷費、会場代等実費)

 

 先日、新城市千郷地区稲木交差点で午前7時45分ごろ、トラック2台を目撃、例の悪臭を振りまきながら走行していました。

 私の住む千郷地区でも刺激臭を感じショックでした。

 まずは、新城市民の結束を高めて行きたいと思いますので、お集まりください。

新城産廃問題 何でもお答えします

  • 2017.07.28 Friday
  • 23:06

 子どもと環境を守るママの会主催の勉強会が行われます。

 明日、7月29日(土)14:30〜、庭野公民館(新城市立庭野小学校の東隣)です。

 庭野の子が、タナカ新城工場の悪臭ガスの中を通学せざるを得ず、嫌がっています。

 庭野のその子の苦しみを止めるためには、まずはそのことを正確に知って、考えて、行動することが大事です。

 

 この勉強会は、先の弁護士・博士との勉強会を受けて、市内全域に情報を広める必要があるとのことから実施されます。

 今後、賛同者を増やし、世論を高め、悪臭のない生活を取り戻すことにつなげていきます。

 ぜひお越しください。

 

 私も講師として参加します。

 事の本質をストレートに話そうと思っていますので、お楽しみに。

 また、質疑応答もあります。山本拓哉が何でもお答えします。

 

専門家と考える産廃問題

  • 2017.07.23 Sunday
  • 23:50

 本日、富岡ふるさと会館にて、午後1時30分から、子どもと環境を守るママの会主催の勉強会がありました。

 講師は、弁護士法人名古屋E&J法律事務所の籠橋弁護士と都築弁護士、理学博士市野先生でした。

 私は、被害者の会代理人という立場で現状報告を行いました。

 

(1)うわさに負けない力(都築弁護士)

・今、いろんな噂が出ています。「黙っておとなしくしていれば、タナカは出ていくから騒ぐな。」、「あまり反対運動をすると訴えられる。」「共謀罪で捕まるぞ。(笑)」とか。どれも嘘ばかりです。

・噂を信じて黙ってしまってはダメ。声を上げずに救済されたことはない。声を上げれば、良いことが必ずある。

 

(2)現状報告(山本)

・現在でも悪臭被害は、毎日のように出ています。

・県条例による調査結果通知では、「悪臭があることが公式に認められる結果となった。」

・市役所の調査結果では、無臭(臭気強度0)から、やっとわかる程度(臭気強度2)だと言っている。

 しかし、住民は、楽に感知できる臭い(臭気強度3)から、強い臭い(臭気強度4)だといっている。

・住民の悪臭苦情を市役所が悪臭防止法基準値を引用して、悪臭は問題ないとしていることが誤りである。

・悪臭防止法は、事業者を規制するものであって、住民を規制するものではない。ましてや苦情を黙らせるためのものであってはならない。

 

(3)市野先生のお話し

・生ごみの焼却から脱して堆肥化する方針としたカナダでは、工場の立地規制がある。

・200m離れればよいが、実際には2km離れても被害が出ている。

・新城工場は、旧建屋は窓があるので気密性がないだろう。

・実際には内部に立ち入っての調査が必要。その場合は、専門家が見なければ意味がない。

 

(4)籠橋先生のお話し

1)環境問題の捉え方

・『持続可能』とは「未来の世代につなげる」ということ。

 次の人たちのために今、自分が声をあげること。

・『循環型社会』とは、資源を無駄にしない社会のこと。ごみ0など。

 廃棄物を循環資源と位置付けたことが、最大の問題を発生させている。

 風車、ソーラーなど自然エネルギーが新たな環境問題を生み出している。

・『エゴ論』 自分の家の隣りの迷惑施設は反対。でもどこかに必要だ。反対するのはエゴだ、というエゴ論。

 しかし、誰かの隣りにできても嫌だろうという、他利的な人が増えて、エゴ論はなくなった。

 そうすると迷惑施設の行き場がなり、人は知恵をしぼり、’技術革新’がおきた。そして日本全体が良くなる。

2)排出規制…出口での規制。悪臭の場合には対象外。

3)山本さんが言われた通り、行政が悪臭防止法で住民の苦情を抑えるのは全くおかしなこと。

 環境基準とは、地域にとって望ましい基準のことで、悪臭防止法には、その環境基準はない。

4)行政の計測で、なぜ住民が臭気強度が3から4なのに、なぜ市役所が計測すると0から2なのか。

 この点を解明する必要がある。

5)三重県のフェロシルト事件では、なかなか動かなかった行政も動き出したら早かった。

6)悪臭は、見えないので、マスコミなどを使って政治的な争点とすることが必要。

 世論が高めるために絶えずアピールすること。

7)選挙で環境問題が大きな転機を迎えることは多い。ふるさとを守るという一点に集まること。

 どこの人がいいのかでなく、「役に立つ人がいい人」ということ。

 

(5)その他意見

・隣接企業では、10日ほど前から悪臭がひどくなり、屋外に撒く消臭剤が特に臭う。建物の外で消臭しているのはおかしい。

・ある子が「タナカ工場など爆破して消してやる!」と暴言を吐いてしまったとの衝撃的な報告がありました。こんな暴力的な言葉をいいたくなるほど心に傷を負わしてしまっている。とんでもない状況になっている。

 

 

 

 

産廃問題連絡会

  • 2017.07.16 Sunday
  • 23:43

 新城産廃問題連絡会を一鍬田公民館で行いました。

(1)悪臭被害の状況

・相変わらずひどい悪臭が周辺に漂っています。

・特に夜間、南方の東清水野で臭いがきついそうです。

・新築の家で気密性が高いのですが、換気扇から臭いが入って来て、逆に臭いがこもってしまって大変だという声がありました。

・子どもが産廃のある新城には戻って来ないと言っている親は、産廃問題に真剣に取り組んでいる。

(2)工場の状況

・脱臭装置の追加工事は、8月ごろに終わると聞いていましたが、延びる可能性があるようです。

・操業率は13%だとのこと。追加工事が終わり本格操業になれば、現在でも悪臭で大変なのにどうなってしまうのかと不安が高まっている。

・本格操業本格悪臭に備えて、準備を進める。

(3)ママの会の動きについて

・「弁護士・博士と考える 南部企業団地産廃問題 勉強会」を開催します。

 来てください。

(チラシ。↑押すと拡大。)

 

(4)他地区の環境被害

・他地区でも環境被害の苦しみを訴える方々がおり、それぞれに活動はしているものの、どこも厚い壁を感じているようだ。

 それは八名産廃問題でこの4年間で受けた様々な抵抗と同じだと思う。

 同じ悩みを持つ市内の方々と情報交換を密にしていく。


 

 環境問題への対応は、地域の精神構造を表すものだと感じます。

 一人のママさんが、悪臭で子どもが外で遊べない、何とかしてほしいと訴える。

 そのことを言われたとき、「ひとりの住民の苦しみに寄り添い手助けをしようと動くのか」、あるいは、「お上の方を見て、住民を黙らせようとするのか」、どちらでしょうか。

 

 かつて百姓一揆を先導した者は、例えそれが正義であっても、お上に盾突いたということだけで打ち首になりました。

 今は、そんな時代ではありません。

 たとえば、そんな因習に縛られた地域であるなら、若者からは見放され、消滅を待つばかりの地域になります。

 

 新城市を発展させるためには、「自由に羽ばたく精神改革」が必要だと思っています。

 

新城産廃連絡会「やさしい説明会」

  • 2017.07.03 Monday
  • 00:29

 7月2日(日)19:00〜21:00、黒田集落センターで、新城産廃問題連絡会「やさしい説明会」を開催しました。

 「やさしい連絡会」の名称がよかったのか、いつもより大勢の方、とくに初めての方も何人かみえて嬉しく思いました。

 会は、終始穏やかで、笑いが絶えない良い会合になりました。

 

(1)タナカ新城工場の脱臭棟の増設の様子

 

 こんな感じで、現存の脱臭棟より一回り小さいものです。

 試算では、現存のものが1/20しか能力がないので、今回の増設でも悪臭を全て取り除くことは難しいと考えられます。

 

(2)県条例にもとづく調査請求書

 市からの回答を読み込みした。

 内容は、不十分である。特に臭気強度が0〜2ということは、明らかな悪臭3に満たなくて、苦情の悪臭を捕まえられなかったということを言っているに過ぎない。

 

(3)悪臭の状況

 ますま悪臭被害がひどくなっている。

 我慢の限界に来ていると感じる。

 

(4)今後について

 ママの会が7月23日(日)午後1時半から、富岡ふるさと会館で弁護士や専門家をお呼びしての勉強会第二弾を計画している。

 調査請求書が公式な記録となるので、追加で提出していく。

 今回の調査結果については、不十分として市に追加調査をお願いしていく。

 

県条例「調査結果通知書」が届きました

  • 2017.06.30 Friday
  • 19:57

 県条例にもとづく調査結果報告書が届きましたので、ご報告します。

 これは、平成29年2月20日、及び3月22日付けで、愛知県に調査請求をしたことに対して、新城市が調査したことの通知です。

 

 根拠条文は、「県民の生活環境の保全等に関する条例」第96条です。

 

 調査請求の内容は、次の通りです。


平成29329

愛知県知事 殿

(移管者)新城市長 殿

住所 愛知県新城市黒田字大   岡

氏名 岡本ともゑ (他21名)

(総代)新城の環境を考える市民の会

会長 山本 拓哉   ㊞

 

「県民の生活環境の保全等に関する条例」に基づく調査請求書の提出について(その2)

 

表記について下記のとおり提出しますので、ご査収の程よろしくお願いします。

 

            記

1.提出物

 県民の生活環境の保全等に関する条例第96条第1項の規定に基づく悪臭公害に関わる調査請求書 22名分(岡本ともゑ21名)

 

2.請求の主旨

 新城南部企業団地内第11区画に有限会社タナカ興業新城工場が操業を開始した平成282月以来、当該工場から発生すると思われる悪臭による被害が周辺地域に広がっています。つきましては、悪臭被害の原因の特定と悪臭を除去するための調査を請求します。

 具体的には、次の点を含め調査をお願いします。

(1)工場内で発煙筒等などから煙を出し、工場外への悪臭ガスの漏えい箇所を可視化して特定してください。

(2)排水からの悪臭発生に鑑み、排水経路、水質について調査願います。食紅等を使った経路調査を調査してください。

(3)工場内の各工程の場所で検出される人体に有害なガス成分の調査

(4)工場外壁から外部へ漏えいしている汚水の成分と漏洩の原因の調査

以上を含め、悪臭漏洩の原因を特定して頂き、その原因を除去することにより住民の生活環境を保全して頂きますようにお願いします。

なお、県民の生活環境の保全等に関する条例第96条第2項の規定に基づき、速やかに必要な調査をして頂き、その結果を2か月以内に総代宛にご通知くださいますようお願いします。

以上


 

 「調査結果通知書」の内容 ==>ここから

(1)調査請求者31名に対する聞き取り調査のまとめとして、次の結果が通知されました。

 1)臭いの有りが、29名確認された。

 2)時間帯では、夜が最も多く14名であった。

 3)頻度では、多いが11名、毎日が3名、風向き次第が7名であった。

 4)症状では、嘔気が4名、頭痛が3名であった。

(2)調査請求書に記載ある項目では

 1)地点では、自宅が37名、自宅付近が27名であった。

 2)症状では、嘔気が61名、嘔吐が1名、目や喉の痛みが4名であった。

以上のように、悪臭被害があることが公式に記録されたことは、今後の活動に有効なものとなるでしょう。

今後も悪臭被害を感じている方々は、本調査請求書を提出し、その訴えを公式のものとしていきましょう。

 

(3)調査請求書で請求した悪臭の原因特定については、調査結果で確認できませんでした。

  ただし、事業者(タナカ興業新城工場)への立ち入り調査や事業所周辺の臭気等の確認調査を実施したということでありますので、本事業者に悪臭公害の発生原因があると認めたことになります

  現地確認調査の結果は、いずれも「臭気強度0から2程度」ということでした。

臭気強度0 無臭
    1 やっと感知できるにおい(検知閾値濃度)
    2 何のにおいであるかがわかる弱いにおい(認知閾値濃度)
    3 らくに感知できるにおい
    4 強いにおい
    5 強烈なにおい

 (規制基準は、2.5〜3.5)

 

 調査請求者は、耐え難い悪臭(臭気強度表現では3〜5)として調査請求しているのに対して、新城市役所の調査では、2以下であるので、結果として「臭いを捉えられていない」と判断することもできます。

 さすがに「臭気強度0(無臭)」という調査結果を堂々と出すこと自体、悪臭被害者に失礼だと思います。

 多くの市民や行政職員、国会議員までも公の場で「強い臭いがする。」と言っているのだから、臭気強度は少なくとも規制基準の2.5(臭気指数10相当)を確認すべきではないでしょうか。

 

(4)調査報告書の「まとめ」について

・臭気指数の測定結果は、悪臭防止法の規制基準をかなり下回る数値でした。

・事業者による法令違反は、確認できませんでした。

とのことが調査結果のまとめでした。

 これは、今までの新城市役所の対応と何ら変わりがありません。

 せっかく県条例を持ち出して、市が住民側に寄り添うチャンスをつくったつもりでしたが、まったくその気なしと残念なまとめでした。

 「まとめ」とあって「結論」と書いてないのは、何かきっかけがあれば、まだ、違う結論がでるのかな。豊洲環境調査みたいに。

 

 多くの公害問題の解決がそうであったように、行政がいかに住民の側に立って動くかが、今後問われます。

 

 本回答は、昨日届いたばかりです。今後、被害者、有識者、弁護士等に相談し、対応を検討しようと思います。

 また、調査請求者の方々には、本来直接に通知されるべきものですので、今後の対応を考えて行きたいと思います。

 今日のところは、まずはご報告まで。

 

※以上の点は、7月2日(日)19:00-、黒田集落センターでの連絡会「やさしい説明会」でも詳しくお話しします。

 

 

新城産廃問題連絡会「やさしい説明会」

  • 2017.06.29 Thursday
  • 20:54

 タナカ新城工場からの悪臭は、収まるところを知りません。

 今日も昨日も、そして明日も、下水汚泥堆肥からの悪臭が住民を襲っています。

 こんな状況が1年以上になり、住民の不安感は高まる一方です。

 

 そこで、新城の環境を考える市民の会として、4年間の産廃反対運動から得た情報を、わかりやすく、やさしく説明する機会をつくろうということになりました。

 

(PDFは、こちら。)

 

 今まで、市民の会の活動は、怖い業界の方々を相手にしていたものですから、言動が過激になることもあり、時には身内の会議の中でも大声が出たりして、普通の方々が「ドン引き」してしまうようなことがありました。

 そういった運営を反省し、和を大切にする運営に努めることと致したいと思います。

 そこで、今回の説明会も、「やさしい説明会」と銘打った次第です。

 そして、その和のなかで、「子ども達が健全に育つ環境を守る」という目的(ポリシー)に向けて、皆の叡智を結集したいと思います。

 

 「和を以て貴しとなす」という言葉があります。

 これは、聖徳太子の「憲法十七条」にあるものです。

 この言葉の解釈として、非常に共感する解説がありましたので、引用します。

 


■「和を以て貴しとなす」この言葉は「憲法十七条」の第1条の冒頭に出てくる。


 第1条全体の主旨は、この言葉を知っている多くの日本人が抱いているイメージとはやや違っている。
 人はえてして派閥や党派などを作りやすい。そうなると偏った、かたくなな見方にこだわって、他と対立を深める結果になる。そのことを戒めているのだ。 それを避けて、「
人々が互いに和らぎ睦まじく話し合いができれば、そこで得た合意は、おのづから道理にかない、何でも成しとげられる」−というのだ。

 ただ「仲良く」ということではなく、道理を正しく見出すために党派、派閥的なこだわりを捨てよ、と教えているのだ。

■これは、じつは最後の条文、第17条と対応している。第17条の内容は次の通り。

重大なことがらはひとりで決定してはならない。必ず多くの人々とともに議論すべきである。…(重大なことがらは)多くの人々と共に論じ、是非を検討してゆくならば、その結論は道理にかなうものになろう

 このように重大事の決定に独断を避け、人々と議論するにしても、各人が党派や派閥的な見方にこだわっていては、対立が深まるばかりで道理は到達できない。
 したがって重大事の決定にあたり、公正な議論で道理にかなった結論を導く前提として第1条があるのだ。

 

★ここで注意すべきは、第1条も第17条も、討論や議論の効用を最大限に高く評価しているということだ。

 これは逆に言えば、議論をウヤムヤにして表面上の一致のみを求めるいわゆる「空気の支配」や同調圧力に対しては、最も批判的な立場が示されているのだ。
「和を以て尊しとなす」という言葉は、これまで自由闊達な議論を封じ、長いものに巻かれろ式の「空気の支配」を強化する脅し文句に使われる傾向があった。
 だが、それは聖徳太子の真意とは全く逆のものだ。

 聖徳太子は、道理にかなった結論を得るためには、公正な議論が不可欠と考えていた。それは、どんな卓れた人物であっても、完全無欠ということはあり得ないと洞察していたからだ

 

■そのことは第10条を見れば明らかだ。

人が自分の意見と違うからといって、怒ってはならない。人にはみな心があり、心があればそれぞれ正しいと思う考えがある。…自分は聖人ではなく、相手が愚人でもない。共に凡人なのである。それゆえ相手が怒ったら、省みて自分の過失を恐れよ。…」

 人は他人と意見がくい違うと、えてして自分は「聖人」で相手は「愚人」のように思いがちだ
だが、聖徳太子は「共に凡人にすぎない」と喝破されている。冷静に考えると確かにその通りのはずだ。

 この世に完全無欠な人間などどこにもいない。それなのに、自分だけが完全無欠であると思い込んでいるとしたら、それはよほどの思い上がった錯覚と言うべきだろう。

 

 このような透徹した人間観を基礎として、聖徳太子は公正な議論が不可欠であるとし、公正な議論のために党派、派閥的なこだわりや、かたくなさを排すべしとされたのだった。

■では、そうした派閥的なこだわりを捨てるにはどうすればよいのか。また公正な議論によって道理にかなう結論を得るには何のためか。これについては答えが第15条にある。

私(わたくし)の利益に背いて公(公共利益)のために尽くすのが臣下たる者の勤めだ。およそ人に私心があれば必ず自他に恨みの感情が生まれる。恨みがあれば心からの協調ができない。協調ができなければ結局、私的な事情で公務の遂行を妨げることになる。…」

 つまり公共の利益こそその目的ということになる。

 そして派閥的なこだわりを捨てるためには、まず私心を去る必要があるというのだ。

 

■結論
完全無欠にほど遠い人間が公共の利益を実現するためには、派閥的なこだわりを捨てた公正な議論が欠かせず、そのためには各自が私心を去らねばならない。

これこそ聖徳太子が唱えた「和を以て貴しとなす」の真意だった。現代の我々も謙虚に耳を傾けるべき貴重な教訓ではあるまいか。

 

 出典:http://takato112.blog80.fc2.com/blog-entry-243.html


 

 今の国会のごたごたも聖徳太子の真正「和をもって貴しとする」に解決の道をさぐるべきかと思います。

 

美しい故郷を守る

  • 2017.06.16 Friday
  • 23:59

 6月15日(木)、新城市文化会館大ホールで行われた合唱交換会で、八名中学校の生徒が、アカペラで「ふるさと」を歌いました。

 

 「ふるさと」高野辰之作詞、岡野貞一作曲

  うさぎ追いし かの山  こぶな釣りし かの川
  夢は今も めぐりて  忘れがたき ふるさと

  いかにいます 父母  つつがなしや 友がき
  雨に風に つけても  思い出ずる 故郷

  志を はたして  いつの日にか 帰らん
  山は青き 故郷  水は清き 故郷

 

 八名中学校の子ども達が歌う、美しいふるさとへの思いに涙がでます。

 

 毎週金曜日の朝、八名中学校を背に「ふるさとの環境を守ろう!」と辻立ちをしています。

 

 「志を果たして、いつの日か帰らん、山は青き故郷、水は清き故郷」

 そんな故郷を、私は、守って行きたい。

 

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